Colorless Green Ideas の最新記事

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このブログは、ことばや数についての話を分かりやすく伝えることを目的としています。難しい内容を一般の人でも分かる形で伝えていきたいと考えています。

2020年

2019年

西暦年が令和年で割り切れるのは2020年(令和2年)が実質的に最後

西暦2020年は令和2年に当たり、2020は2で割り切れるので、西暦年が令和年で割り切れることになる。このように西暦年が令和年で割り切れるのは2020年が実質的に最後である。合わせて、2020年の日付で素数と見なせる例を紹介。

テスト理論における正答率と通過率

正答率と通過率は同義語として用いられるのが普通である。ただし、通過率に正答率とは別の意味を持たせる場合もある。

ケニアの学校教育で2020年から中国語の授業が設定

ケニアでは、2020年から4年生以降の選択科目として中国語の授業が設定される。

日本の中学校英語教科書での Oxford comma の使用

平成27年度検定の日本の中学校英語教科書には、Oxford comma を使っている教科書もあれば、Oxford comma を使っていない教科書もある。

2019年8月7日を過ぎると日付を表す数字がすべて異なる日は当分来ない

2019年8月7日は日付を表すのに用いられている数字に重複がない。その次にこのようになるのは、4259日後である。

Rのバージョン3.6.0がリリース

統計処理言語の R のバージョン3.6.0が、2019年4月26日に公開された。この新リリースでは、離散一様分布に従う乱数の生成手法が変更されたり、文字列を表現式 (expression) に変換する新しい関数が導入されたりした。

2019年のフランスのバカロレアの哲学の問題

2019年6月17日にフランスで行われたバカロレアの哲学の試験でどういう問題が出題されたかを紹介。合わせて過去の類似問題も紹介。

(西暦)2019(年)も(平成)31(年)もハッピー数でラッキー数

2019と31は、いずれもハッピー数かつラッキー数である。合わせて、2019年の日付で素数と見なせる例を紹介。

2018年

2018年の人気記事五選

2018年に当ブログに投稿された記事で、人気があった記事を5つ紹介する。

学究の生活を終へた博士を社会は如何に遇したであらうか

非アカデミアへの進路を検討している博士学生に向けて、博士の進路を概括し、進路を考える際のヒントを与える。公開シンポジウム「博士キャリアの可能性」において、博士が非アカデミアで働くことについて話した際の原稿を加筆修正。

使用できる言語に「手話」という選択肢を入れてしまっている東京五輪ボランティア募集ページの問題点

2020年の東京オリンピック・パラリンピックのボランティア募集ページには、応募者の使用できる言語を記入するフォームがある。この中で「手話」が選択肢に含まれている。しかし、「手話」には「日本手話」や「アメリカ手話」などさまざまなものがあるため、どの言語を示しているかこの選択肢から分からず、問題がある。

平方が「一乗」と呼ばれていた頃

「平方」のことを今は「二乗」と呼ぶ。しかし、明治初期に出た西洋数学書の訳書に「平方」を「一乗」と呼んでいる例があった。これは、おそらく和算の用法をそのまま利用したものであろう。

1つの文言で2言語分を表す案内

“出口”と1回書くだけで日本語と中国語の両方を表すなど、1つの文言で2言語分を表している案内標識の例の紹介。日本での漢字が関わる例のほか、ヨーロッパでのラテン文字が関わる例も紹介。

「プーと大人になった僕」の構造的曖昧性

「プーと大人になった僕」というフレーズは、構造的曖昧性のために、さまざまな状況を表しうる。

アラブの言葉とローマの言葉が交わるとき

地中海の島国マルタの小さな標識が、アラブの言葉とローマの言葉が交わってできたマルタ語の特徴をうまく捉えている。

高校学習指導要領解説の数学編の箱ひげ図付きの散布図

2018年7月に出された『高等学校学習指導要領解説 数学編 理数編』には、散布図の脇に箱ひげ図が組み合わされた図が載っている。この図は、おそらくアヤメのデータセットをもとに作ったものであり、R言語で簡単に再現できる。
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