当分来ないタイプの日付
6年前に書いた「2013年4月5日は、26年ぶりに日付を表す数字がすべて異なる日」という記事の続きである。
この記事を書いている日付は、2019年8月7日だ。何の変わりもない日付のように思えるかもしれないが、実は年月日に用いられている数字にまったく重複がない。つまり、日付を表す数字がすべて異なっている [1] 。
しかし、この日を過ぎると、日付を表す数字がすべて異なっている日は当分来ない。直近の2019年8月8日は8が重複するし、2019年8月9日は9が重複する。
その後の日付についてもどこかで重複が起きる。
- 2019年8月10日から19日:1が重複する。
- 2019年8月20日から29日:2が重複する。
- 2019年8月30日:0が重複する。
- 2019年8月31日:1が重複する。
- 2019年9月:9が重複する。
- 2019年10月:0と1が重複する。
- 2019年11月:1が重複する。
- 2019年12月:1と2が重複する。
- 202X年:2020年代は、年のところで2が重複する。
- 2030年:2030年は、年のところで0が重複する。
- 2031年1月:1が重複する。
- 2031年2月:2が重複する。
- 2031年3月:3が重複する。
- 2031年4月1日:1が重複する。
- 2031年4月2日:2が重複する。
- 2031年4月3日:3が重複する。
- 2031年4月4日:4が重複する。
そして、次に日付を表す数字がすべて異なったものになるのは、2031年4月5日のことである。すなわち、2019年8月7日の4259日後である(約11年8ヶ月後)。
脚注