2020年12月31日と2021年01月01日は33年ぶりの年越し連続素数日

概要
20201231と20210101はいずれも素数になる。このように年越しで連続素数日になるのは33年ぶりの珍しい現象である。

20201231と20210101はどちらも素数

2020年12月31日を20201231という整数にすると、これは素数になる。そして、2021年01月01日を20210101という整数にすると、これまた素数になる。素数な日付が連続しているのである。しかも、年越しのタイミングに、である。このように年越しで連続素数日になることはあまりない。

年越し連続素数日は33年ぶり

この前、年越しで連続素数日になったのは、19871231と19880101である。なんと33年前のことである。年越しの連続素数日はそれほど多くない。1000年から2999年までの2000年間で年越しの連続素数日になるのは以下の37回のみである [1]

  1. 10001231, 10010101
  2. 10181231, 10190101
  3. 10511231, 10520101
  4. 10841231, 10850101
  5. 11261231, 11270101
  6. 11531231, 11540101
  7. 11591231, 11600101
  8. 11651231, 11660101
  9. 11861231, 11870101
  10. 11981231, 11990101
  11. 12371231, 12380101
  12. 14681231, 14690101
  13. 15131231, 15140101
  14. 15551231, 15560101
  15. 16001231, 16010101
  16. 16211231, 16220101
  17. 17471231, 17480101
  18. 18101231, 18110101
  19. 18281231, 18290101
  20. 18911231, 18920101
  21. 19301231, 19310101
  22. 19721231, 19730101
  23. 19781231, 19790101
  24. 19871231, 19880101
  25. 20201231, 20210101
  26. 20291231, 20300101
  27. 21611231, 21620101
  28. 23831231, 23840101
  29. 24131231, 24140101
  30. 24371231, 24380101
  31. 25331231, 25340101
  32. 25811231, 25820101
  33. 26021231, 26030101
  34. 26501231, 26510101
  35. 26891231, 26900101
  36. 27761231, 27770101
  37. 29321231, 29330101

上のリストを見れば分かるように、21世紀で年越しの連続素数日になるのは2回しかない。今回の20201231と20210101のペアを逃すと、次は9年後の20291231と20300101のペアまで待たないといけない。そのあとは、なんと132年後の21611231と21620101のペアまで待つことになる。

2021年が良い年になりますように。
2021年が良い年になりますように [2]
脚注
  1. 連続素数日を計算するために作ったスクリプトを Github Gist に上げてあるので、参考にしたい方はどうぞ。 []
  2. Pixabay より geralt 氏のパブリックドメイン画像を使用。 []