令和4年度大学入学共通テストの漢詩の押韻問題が実はかなり難しい 令和4年度大学入学共通テストの漢詩の押韻問題は、高校生が普通に知っている範囲で解こうとするとそれほどややこしい問題ではないが、漢詩に関する知識が豊富になるとかなり解くのがややこしくなる。
最近10年間のフランスのバカロレアの哲学試験で扱われた哲学者 フランスのバカロレア(大学入学資格試験)の哲学テキストの解説を行う問題で、どのような哲学者・テキストが扱われたかについて、2007年から2016年までの10年分を紹介。
講談社現代新書『2020年の大学入試問題』の問題点 2020年に向けた日本の大学入試改革について論じた講談社現代新書の『2020年の大学入試問題』という書籍は、誤りが多く、今後の大学入試について論じるときの使用にたえない。
明治三十九年度旧制高等学校入試問題(数学) 明治三十九年度の旧制高等学校の入試問題のうち、数学の問題を紹介する。算術・代数・幾何・三角法の四分野がバランスよく出されており、現代からするとそれほど難易度が高くない。
平成23年度センター試験の現代社会での円グラフ 平成23年度のセンター試験の現代社会での円グラフに関する問題について批判的に検討する。この問題においては、円グラフの説明で、「データの構成内容や、全体における構成比を、最も分かりやすく示すことができる」と書かれている。しかし、実際のところ、円グラフは構成比などが、人間にとって非常に分かりづらいグラフであり、この説明は不適切である。
昭和四年度旧制第一高等学校入試問題(数学) 昭和四年度の旧制第一高等学校の入試問題のなかから数学の問題を紹介する。旧制第一高等学校は当時の最難関校なのだが、そのわりには簡単な問題で、現代なら中学校までの数学の知識で十分解くことができる。