「無洗米」の意味解釈の難しさ 「無洗米」は「洗う必要がない米」という意味であるが、「事前に洗われて無い米」という意味で解釈する人がいる。このような誤解が生じるのは、「無洗米」の構造と意味が特殊なものであるせいかもしれない。
Unicode 13.0 で新しく収録された日本語の漢字 2020年3月にリリースされた Unicode 13.0 では、「日本で最も画数が多い字」とも呼ばれる「たいと」という漢字と宮沢賢治の詩の中に出てくる「鏡」を4つ組み合わせた漢字が収録された。また、Unicode 13.0 における部首の例示フォント変更についても触れる。
平方が「一乗」と呼ばれていた頃 「平方」のことを今は「二乗」と呼ぶ。しかし、明治初期に出た西洋数学書の訳書に「平方」を「一乗」と呼んでいる例があった。これは、おそらく和算の用法をそのまま利用したものであろう。
1つの文言で2言語分を表す案内 “出口”と1回書くだけで日本語と中国語の両方を表すなど、1つの文言で2言語分を表している案内標識の例の紹介。日本での漢字が関わる例のほか、ヨーロッパでのラテン文字が関わる例も紹介。
「元旦」で1月1日全体を指すことは別に誤りというわけではない 「元旦」は1月1日の朝を指し、1月1日全体を指すわけでないという説がある。しかし、用例を見ると、「元旦」で1月1日全体を指すことが誤りだとは言い切れないように思われる。
平成29年(2017年)告示小学校学習指導要領における学年別漢字配当表の変更点 平成29年(2017年)告示の小学校学習指導要領では、学年別漢字配当表に変更が加えられる予定である。この新しい学年別漢字配当表が、今までのものとどう変わったかについて説明する。
『新明解国語辞典』での接尾語「家」の説明と山田忠雄編集主幹 「足利家」や「織田家」といった表現で使われる「家」について、山田忠雄が編集主幹を務めた『新明解国語辞典』では「山田家」という用例を挙げていた。