『古語大鑑』とは
『古語大鑑』は、上代から南北朝時代までの日本語を対象とした古語辞典である。この辞典は、東京大学出版会からの出版物で、一般向けのものというよりは学術用途のものである。
学術研究に使えるようにするために、出典を非常に細かく記しているのが特徴の1つである。また、様々な分野の資料から非常に豊富な用例を挙げている。なお、東京大学出版会のウェブサイトで、この辞典の内容見本と組見本を見ることができる(いずれもファイルサイズが大きいPDFなので注意)。
『古語大鑑』の出版状況
『古語大鑑』は全4巻が刊行される予定である。
『古語大鑑 第1巻』が出たときの内容見本(ファイルサイズが大きいPDFなので注意)を見ると、刊行予定は以下のようになっていた。
しかし、実際には、2011年12月に『古語大鑑 第1巻』が出版された後、なかなか次の巻が出版されない状況が続いていた。結局、2016年2月になってようやく『古語大鑑 第2巻
』が出版された。第3巻以降はいつ出るか不明である。