ロシア語、第二外国語となる―戦後の東京大学の場合 戦後、東京大学でロシア語がどのような過程を経て第二外国語の1つとなったかを紹介する。ロシア語は、戦後の学制改革の際に第二外国語とならなかったが、第三外国語として人気があった言語で、十数年を経て第二外国語として採用されることとなった。ロシア語が第二外国語となった理由として、ソ連の科学が進歩し、ロシア語の科学文献を読む必要が出てきたことが挙げられる。