プレゼンテーションのタイマーとして使えるオンラインツール

概要
時間制限があるプレゼンテーションにおいて、時間管理に使えるオンライン上のタイマーについて紹介する。

タイマーとして使えるオンラインツール

学会発表などのプレゼンテーションで、時間制限が設定されていることがある。例えば、20分以内で発表を終えなくてはならないと規定されていることがある。

こうした時間制限を守るには、経過時間や残り時間を表示できるタイマーを使うのが良いだろう。

というわけで、タイマーとして使えるオンラインツールをいくつか紹介したいと思う。いずれもインターネットがつながるPCやスマートフォンを使って表示することができる。また、いずれも普通のブラウザ上で動くので、特にアプリケーションをインストールする必要はない。

タイマーとなるツールをうまく使えば、普通の時計や砂時計よりずっと便利に時間を管理することができる。
タイマーとなるツールをうまく使えば、普通の時計や砂時計よりずっと便利に時間を管理することができる [1]

なお、ここで紹介するタイマーは発表者自身が用意しても良いし、運営側が用意しても良いだろう。運営側が用意するのであれば、発表会場に余っているディスプレーを持ってきて、こうしたタイマーを映し、発表者の方に向けておくと良いかもしれない。

Time Keeper

まず、Time Keeperというタイマーを紹介したい。個人的にはこれが一番使いやすくておすすめだ。

Time Keeper の表示例。
Time Keeper の表示例。

このタイマーの特徴は以下の通り。

プレゼン用タイマー ver.5

次に、プレゼン用タイマー ver.5という別のタイマーを紹介したい。こちらは、細かい設定をしたい場合や、残り時間を表示したい場合に便利だ。

プレゼン用タイマー ver.5 の表示例。
プレゼン用タイマー ver.5 の表示例。

このタイマーの特徴は以下の通り。

Timer Tab

最後に、Timer Tabというタイマーを紹介したい。これは、上の2つほど使い勝手は良くないのだけれども、設定した時間が過ぎると映像を流せるというのが少し面白いのであえて挙げてみた。

その他の解決策

PowerPoint では「発表者ツール」を使えば、経過時間を表示することができる。

また、スマートフォンのアプリでタイマーになるものは色々あるので、そういうのを使う手もある。

脚注
  1. Pixabay より stevepb 氏のパブリックドメイン画像を使用。 []