「英語で3千語って何ページ分?」といった疑問を解決する方法

概要
単語数からページ数を求めることができるウェブサービスについて。

本題

「英語で3千語って何ページ分?」といった疑問をいだくこと [1] があると思う。こうした疑問を解決するには、Wolfram|Alphaというサイトが役に立つ。

Wolfram|Alpha で 3000 words と検索する
Wolfram|Alpha で 3000 words と検索する

Wolfram|Alphaで、“3000 words”と検索しよう。そうすると、それが何ページに相当するかを計算してくれる。計算結果のページにはいろんな情報が書かれているが、ページ数を知るには“Printed length”というところを見ればよい。3千語の場合、シングルスペースの文書なら6ページ、ダブルスペース [2] の文書なら12ページという結果が出てくる。ちなみに、Show assumptions というボタンを押すと計算の根拠が出てくる。英語の場合、シングルスペースなら500語で1ページ、ダブルスペースなら250語で1ページとみなして計算しているようだ。

なお、何も指定しないと、英語で何ページ分かを計算する。他の言語、例えばドイツ語で何ページに相当するかを調べたければ、“3000 words in German” のように言語名を付け加えて検索すればよい [3] 。フランス語なら、“3000 words in French”となる。

Wolfram|Alphaでは、上記のように語数からページ数が求められるだけでなく、ページ数から語数を求めることもできる。つまり、「英語で10ページって何語?」といったことも調べることができるのだ。これを調べたい場合は、Wolfram|Alphaで、“10 pages”と検索すればよい。すると、計算が行われ、5000語という結果がかえってくる。

この他にConvert Words to Pagesというウェブサービスもある。このウェブサービスでも、語数からページ数を求めることができる。こちらはWolfram|Alphaと異なり、フォントの種類・フォントサイズ・行間の広さを指定できるので、より正確な値を求めることができる。

注意点

上記の方法で算出されたページ数はあくまでも目安である。ページの余白の設定を変えたり、用紙のサイズを変えたりすればページ数は大きく変わりうる。鵜呑みにせず、あくまでも目安としてとらえるべきだ。とはいえ、大学のレポートを書くとか、論文の草稿を書くとかいった場合は、だいたいどこも同じような設定になるだろうから、その目安にかなり近いものになるとは思う。

脚注
  1. 大学で「英語で3千語のレポートを書きなさい」とか、企業で「1万語の英文レポートを書きなさい」とか言われたときに、大体何ページになるかあらかじめ知っておくと、書くときの目安になって便利だ。 []
  2. 大学の授業のレポートや論文を書くときは英語ならダブルスペースで書くことが多いと思う。 []
  3. なおドイツ語での3千語は、シングルスペースで8ページ、ダブルスペースで15ページという結果が出る。英語に比べて、ドイツ語は1単語が長いので、同じ語数でも全体の分量は長くなる。 []