2016年の統計関係のアドベントカレンダー

概要
2016年のアドベントカレンダー(クリスマスまでに同じテーマで記事を1日1つずつ書いていく企画)で、統計、R、機械学習に関わるものを紹介する。

アドベントカレンダーとは

アドベントカレンダー (advent calendar) とは、もともとクリスマスまで一日一日を数えるためのカレンダーのことである。これにちなんで、クリスマスに向けて記事を1つずつ書いていく企画のこともアドベントカレンダーと呼ぶ。具体的には、12月1日から25日まで、同じテーマで1日1つずつ記事を書いていくのだ。

この記事では、1つずつ記事を書いていくアドベントカレンダーについて、2016年に日本語で書かれた統計に関する内容のものを紹介していこうと思う。

統計処理ソフトウェア関係

R Advent Calendar 2016

統計処理の定番ソフトウェア R についてのアドベントカレンダーである。良記事がたくさんある。

個人的に特に気に入った記事としては、以下のものがある。

RStudio Advent Calendar 2016

Rを使うための統合開発環境である RStudio に関するアドベントカレンダーである。RStudio はRを使った分析をする際には非常に便利なツールであるが、これをさらに便利にするための記事がたくさんこのアドベントカレンダーに載せられている。

個人的に役立つと思った記事としては、以下のものがある。

Stan Advent Calendar 2016

ベイズ統計モデリングのためのソフト Stan に関するアドベントカレンダーである。Stan だけでカレンダーがうまるか心配だったのだが、ほとんどの日がうまっていた。2016年は、Statistical Rethinking: A Bayesian Course with Examples in R and Stan や『StanとRでベイズ統計モデリング』といった Stan 関係の本が新しく出たので、それで Stan を本格的に使い始めてみたという人も出てきたのかもしれない。

個人的に興味が持てた記事としては、以下のものがある。

Julia Advent Calendar 2016

科学技術計算向けのプログラミング言語 Julia に関するアドベントカレンダーである。

このカレンダーに載っている記事ではないのだが、R Advent Calendar 2016の8日目の記事である「RユーザーのためのJulia100問100答」というのが Julia について知るのに役立つと思う。

機械学習関係

機械学習に関するアドベントカレンダーには以下のものがある。

Deep Learning に関するアドベントカレンダーは2つあったので両方挙げておいた。

数学関係

数学 Advent Calendar 2016

以下のように、いくつか統計に関する記事がある。

機械学習に必要な高校数学やり直しアドベントカレンダー Advent Calendar 2016

以下の記事が統計のために役に立つと思う。

その他