Praatスクリプト入門:目次

概要
音声の研究で広く使われているソフトウェア Praat に関する入門講座の目次。

Praatスクリプト入門講座について

音声の研究で広く使われている Praat というソフトウェアのスクリプト機能について解説する入門講座をこのブログで連載したいと思う。これをこなせば、Praatのスクリプト機能の基礎は身につくはずだ。具体的には、周波数の高い音が聞き取れるかどうかの実験を行うスクリプトを作成する。

解説だけでなく、練習問題もつけておいた。練習問題はぜひ解いてみることをおすすめする。

2013年11月10日追記:本入門講座をもとに、『ぐんぐんわかる! Praat スクリプトドリル』という小冊子を作成し、公開した。詳細は「『ぐんぐんわかる! Praat スクリプトドリル』の公開」というページをご覧いただきたい。

対象とする読者

この入門講座は、基本的には、言語の音声について研究してみようと考えている学部生・院生向けに書いてる。ただ、中高生でも分かる程度に易しく書いてみたつもりだ。意欲がある中高生が読んでも分かるはずだ。そんなにややこしい実験にはならないので、夏休みの理科の自由研究のネタがない中高生は試してみても良いかもしれない。

目次

この入門講座は全6回である。前から順に読んでいただきたい。

  1. はじめに
  2. 音を合成してみる
  3. 周波数を変更してみる その1
  4. 周波数を変更してみる その2
  5. 入力用ウィンドウを作る
  6. 実験画面を作る